OSAJIのアイブロウパウダー03冬の森をレビュー

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今回の記事ではOSAJIのアイブロウパウダー03冬の森をレビューします。

発売からすでに1年近く経っていますが、23年秋には新色も発売されますし、参考にしてみてください。

  • ワックスで自然なホールド感&ツヤ感
  • 03冬の森はアッシュ系カーキブラウン
  • 簡単に抜け感眉メイクを楽しみたいときに

OSAJI ブロウシャドウパレット 03 Fuyunomori〈冬の森〉

3g、4,180円(税込)

ニュアンスのある表情を引き出すアイブロウパレット(公式サイトより)

OSAJIは敏感肌と向き合う日本のコスメブランド。

メイクアップラインはビューティーライターのAYANAさんがディレクターを務めており、その唯一無二の世界観に魅了されているファンは多いです。

ブロウシャドウパレットはOSAJI初の眉メイクアイテム。

22年秋コスメとして発売されましたが、発売当時は結構話題になっていたよね。

ワックスとパウダー2色で構成されており、ニュアンスのある眉を叶えます。

大好きブランドによる待望の眉コスメということで、発売後すぐに飛びつきました。

…なのに、レビュー記事を書くのに1年近くかかったのはなぜなのか。そのあたりの事情も後述していきます。

全成分はこちら。

03 Fuyunomori〈冬の森〉:[ワックス 01]マイカ、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、オクチルドデカノール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、合成ワックス、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、硫酸Ba、キャンデリラロウエステルズ、1,2-ヘキサンジオール、エチルヘキシルグリセリン、シリカ、ミツロウ、カルナウバロウ、ハイドロゲンジメチコン、トコフェロール、酸化チタン、酸化鉄、グンジョウ、水酸化Al、カオリン[ パウダー d05]タルク、合成金雲母、マイカ、エチルヘキサン酸セチル、ハイドロゲンジメチコン、イソステアリン酸グリセリズ、ジメチコン、ステアリン酸Mg、ホホバ種子油、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、トコフェロール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、酸化鉄[ パウダー d06]タルク、合成金雲母、マイカ、エチルヘキサン酸セチル、ジメチコン、イソステアリン酸グリセリズ、ハイドロゲンジメチコン、ステアリン酸Mg、ホホバ種子油、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、トコフェロール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、酸化鉄、酸化チタン、水酸化Al(公式サイトより)

外観

細長い長方形のパレットに3色がセットされている。購入後すぐ撮った写真です。

未使用

左がワックス、中央と右がパウダーです。

約1年後。何かお気づきの点はないでしょうか。

ワックス、減ってなさすぎん、、?

パウダーの減り具合はね、まあこんなもんですよ。

日々いろんな眉パウダーを使うし、パウダーなしでペンシルや眉マスカラだけで済ます日もあるし、そもそもメイクしない日もそれなりにあるし。粉は減らないもんです。

それに対してワックス。

粉よりは明らかに減るはずなのに、今後はワックスのみレフィル販売するという話もあるのに(詳細はリンク先に)。

OSAJI | official site

理由は簡単。普段一切使わないからです。

買ってすぐにあれこれ試行錯誤して以来、ワックスだけは使うのをぱたりとやめてしまいました。

ワックス使いこなせない問題

ワックスはパレット全種に共通するカラーです。

未使用時の写真

公式はワックスを推しています。

眉に適度なフィックス力を持たせつつ、ベタつきやぬるつきが出ないさらっとした質感のワックスがこのパレットの最大の特徴。(公式サイトより)

しかし、どうやっても自分には上手く使えない。

すこぶる個人的な理由ですが、以下に紹介していきます。併せて着画やスウォッチも見ていきます。

理由①毛流れは変化せず?

使いこなせない理由に、ワックス自体の色は関係ないです。

上から2本ずつ、ワックス、粉中央、粉右端です。

ワックスの色付きはごくごくナチュラル。というか、ほとんど色が見えないと言ってもいいレベルです。うっすら影のようなのがワックスの線です。

色が問題なのではなく、ただただわたしの眉の毛質に合わないとしか言いようがない。

ここからわたしの眉のどアップ写真が大量に出てきます。苦手な方はご注意ください。

これがわたしのすっぴん眉です。

毛穴などなどはご容赦願います

自分では「毛が太め&長め」「毛の密度は低め、まばらな部分も」と思っています。

他の人とまじまじと比べたことはないので、あくまで自分の中での印象ですが。

毛が太めかつ密度低めなことで、パウダーを塗っても色が乗りにくいと感じる。太いブラシでザザッと粉を絡めないと発色しづらいです。

ワックスも使って眉メイクしていきましょうか。公式の推奨する手順通りにやっていきます。

パレット付属のブラシ2本を使います。番号①〜④は公式に合わせています。

左から②、④
左から①、③

パレットの左からA、B、Cです。

1. 眉毛が足りない部分にAのワックスを敷く。斜めカットのブラシ(①)に取り、スタンプを押すように肌にのせる。(公式サイトより)

ブラシ①にワックスを取って、

スタンプを押すようにポンポン乗せました。

毛が足りない部分に乗せたのですが、すっぴんとの差はよく分からず(後にすっぴんと全工程の比較画像を載せます)。

ちょっとぺったりして、毛流れが揃ったような?という程度です。色はほとんどついていません。

2. 薄いほうのカラーBで眉全体の形を描く。斜めカットのブラシ(③)、ラウンドタイプのブラシ(④)どちらでもOK。(公式サイトより)

中央のカラーです。今回は斜めカットのブラシ③を使用。

全体的に描きました。眉の輪郭が整い、全体的に濃くなった感。

3. 濃いカラーCを斜めカットのブラシ(③)にとり、眉尻や毛が密集している部分に描き足して立体感をつける。(公式サイトより)

右端のカラーを使用。工程2と同じブラシです。

眉山・眉下を中心に影をつけるように描きました。

「眉全体の形を描く」のは中央の薄いカラー(工程2)で、右端の濃いカラーは「眉尻や毛が密集している部分に描き足して立体感をつける」(工程3)というのがミソですよね。濃いカラーで眉の形を描くのではないんだね。

ワックスのおかげで粉の密着力が高まったのか?正直よく分かりません。

粉を密着させるには、付属の小さなブラシでなく専用のアイブロウブラシを使う方が手っ取り早い気がする(後述)。

4. スクリューブラシ(②)にAのワックスを取り、毛流れを整えてもOK。(公式サイトより)

スクリューブラシでワックスを軽くすくい取ります。

眉頭から毛流れに沿って梳かしました。

ちょっとペタッとした…ような…?

アップの写真だと分かりづらいんですけど、顔全体で見るとペタッと感がある。毛がペタッとして見える。

じゃあ毛流れが整ったか?と言うと、それもよく分からない。整ったと言えば整ったような、あんまり変わっていないような。

わたしの毛の太さ固さに対して、ワックスのホールド力・フィックス力が弱すぎる気がします。

フィックス力が強い眉マスカラに慣れているので余計にそう感じるのかも。

OSAJIのワックスよりLaKaの眉マスカラの方がいいという話ではなく、適材適所なんですけどね。わたしの毛質にフィットしづらい気がするだけで。

毛流れを整えたい・フィックス力も欲しいけど自然さが一番!!という方には、OSAJIのワックスが合っていると思います。

理由②ウェット感が顔に合わない

ワックスが使いこなせない理由は質感にもあります。

これは完全に個人的な、そして恐らくマイノリティな理由なんですけど、粉っぽくないと顔に合わないんですよね。

ポイントメイク全般に言える話です。アイシャドウもチークも、クリームやリキッドタイプは使う範囲や組み合わせを吟味しないとイマイチな感じになってしまう。

アイメイクならマットなパウダーアイシャドウを塗り重ねまくるのがしっくりくるなあ…というのが最近の実感です。粉っぽければ粉っぽいほどいい。大福になりたい。

もしくは、クリームタイプでも、OSAJIのフェイスカラーのようにサラサラしたものならパウダー感覚で使えるんですが。

https://hiyozou-diary.com/osaji-facecolor/

ワックスを使うと粉っぽさからは離れてしまう。

べたつきやぬるつきは全然ないけど、濡れ感というかウェット感というか、どうしても出てしまうんですね。

リキッドアイブロウすらしっくりこない顔なので、言わんやワックスのツヤ感をや。

結局、OSAJIの眉パレットを使うときは、ワックスは使わず粉2色を手持ちのブラシでザザッと塗っています。

粉2色を適当に交互につけてから、ザザッと塗る

スクリューブラシで梳かすとナチュラルな感じに。

これこれ、この感じが自分には落ち着く。顔にも馴染んでいる気がする。

ブラシはアディクションのアイブロウブラシを使用。人工毛なので気楽に使えます。

過去記事で紹介したWHOMEEの通常型ブラシでも同じように描けます。

スクリューブラシもアディクションを使いました。

公式の手順通りの場合。工程ごとの比較画像です。

こうして並べてみると、工程が進むごとに整っていってる感ある。

こちらはワックス使用(工程3・4)と未使用(アディクションアイブロウブラシ使用)の比較。

ワックス使用の方がツヤっとしている。ブラシで仕上げた方はふわっとしています。

ブラシで仕上げた方が毛の生えていない部分までしっかり描けている。ペンシルを使わず粉で細部まで描きたいなら、太めのアイブロウブラシでガシガシ描くのが早いですね。

自分の顔には粉だけのふわっとした仕上がりが合っていますが、ワックスのツヤ感が合っている人もいるはず。

リキッドアイブロウすら似合わない!というのは少数派じゃないかという気がする。ということは、OSAJIのワックスだって、たまたま自分が似合わないだけで、似合う人はたくさんいるんじゃないかと思います。

個人的に似合わない(しかも少数派な気がする)というだけでネガティブ(とも受け取れる)レビューを書いていいものか…。迷って書きあぐねているうちに発売から1年が経ってしまった。

この無名弱小ブログのレビューの影響力なんて皆無なんですが。大好きなブランドだからいっそう迷った。結局は率直に綴りました。

でも粉質は大好き

たとえワックスが使いこなせなくとも、このパレットは大好きです。

どのくらい好きかというと、23年秋の新色を買うつもりなくらい好き。

既存色の02も気になっています。赤みカラーを自然に纏いたい。

塗った感がなくて柔らかい粉質が素晴らしいと思う。

03冬の森のキャッチコピーを改めて見てみましょう。

03 Fuyunomori〈冬の森〉
アッシュカラーのカーキブラウンパレット。きりっとクールな眉、抜け感のある眉を描きたいときに。(公式サイトより)

アッシュ系カーキと土っぽいブラウンの2色です。

肌に乗せると、パレットの見た目よりも黄みを感じません。

再掲。下から2本がパレット右、その上の2本がパレット中央

粉の手触りがふわふわと柔らかいんです。OSAJIのアイシャドウのサラサラ感とも違うし、しっとりとも少し違う。似た手触りの粉が思いつかない。

眉に乗せても黄みは感じない。黄み眉だと顔が黄ばむわたしでも安心して使えます。黒髪にも合う

再掲。アディクションブラシ02を使用

作り物めいた感じのない自然な眉に仕上がります。

絶妙な色出し他にはない粉質のおかげです。

雑誌のKiitosっぽい眉が描けると感じます。(Kiitosとは健やかな生き方を提案するライフスタイル&ビューティー誌です)。

自然体だけどすっぴんではない、整った眉。簡単そうに見えて実は一番難しい眉です。

Kiitosをめくっては「こんな眉は素人には描けないな…」とため息をついていましたが、OSAJIのアイブロウパレットであっさり解決しました。

わたしの描き方はとても簡単。

ブラシに粉2色を交互に軽くつけます。中央→真ん中→中央→真ん中→中央の順が多いかな。アッシュ感を強めたいときは中央を回数多めに、など色味を調整します。

室内光なので暗く青っぽく映っています

ティッシュや手の甲で毛先をトントン優しく叩いて、余分な粉を落とします。

あとは眉に沿ってザザッと描くだけ。眉山〜眉尻→眉頭の順に描くと濃さのバランスがよくなります。

2色で抜け感を出せるってかなり凄いことだと思う。

抜け感を出せるアイブロウパウダーって、大抵3色だという印象です。

3色だと色を幅広く楽しめますが、描く工程が2色よりも複雑になってしまう。3色を混ぜる比率はどうしようとか、あまり使わない色が出てきたりとか。それはそれで楽しいけれど、そこまで眉メイクにエネルギーを割けないこともある。

2色だと、2つのカラーの多い少ないを考えるだけでいい。というかそれしかできない。

それしかできないのに、適当にやっても何となく決まっちゃうのがこのパウダーのすごいところなんですよね。

再掲

普段から眉メイクを凝る方はもちろん、眉メイク苦手な方にもおすすめしたい。

OSAJIにもアイブロウペンシルはあるけれど、

パウダーならペンシルでは描けない柔らかい質感が叶います。

まとめ

  • ワックスで自然なホールド感&ツヤ感
  • 03冬の森はアッシュ系カーキブラウン
  • 簡単に抜け感眉メイクを楽しみたいときに

ワックスが使えなくても満足している。新色も楽しみです。

購入は以下のリンクよりどうぞ。

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