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エトヴォスの22年秋限定パレットが今年も発売されました。
毎年真夏の風物詩です(22年の発売日は8月3日)。
名前はグリッターモーブ。
秋らしい落ち着いたムードの4色が揃っています。
定番のピンクブラウンパレットということで、エトヴォスの既存色とも似てるかも?とも思ったり。
定番色のロゼブラウン・モーブブラウンや限定色のコットンピーチ・ブロッサムシャワーとはどのくらい違うの?という疑問にもお答えしていきます!
- マットとグリッターが交差して立体感を生み出す
- 腫れ見えするカラーは塗る面積を限定
- そこまでブルベ特化ではない印象
目次
エトヴォス ミネラルクラッシィシャドー グリッターモーブ
4,400円
やわらかにヴィンテージ調のニュアンスが漂う、ピンクモーブのパレット。(公式サイトより)
エトヴォスは日本のミネラルコスメブランド。
エトヴォスの限定アイパレットと言えば、今っぽさ溢れる華やかカラーが多いイメージですが。
王道ど真ん中なピンクモーブのパレットが出たよ〜!
公式サイトのどこかに書いてあった「きらめくことをためらわないグリッター」って、この世にきらめくことをためらうグリッターがいるのか…と多少困惑しましたが、そういう話ではないのでしょう。
石油系界面活性剤・鉱物油・シリコン・タール系色素・香料・防腐剤・アルコール不使用。
クレンジングを使わずに石鹸で落とすことができます。
全成分はこちら。
グリッターモーブ: Ⓐマイカ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ホホバ種子油、オリーブ果実油、グリチルレチン酸ステアリル、ポリクオタニウム-61、シロキクラゲ多糖体、ヒアルロン酸Na、セスキイソステアリン酸ソルビタン、水、(+/-)合成フルオロフロゴパイト、酸化スズ、酸化チタン、酸化鉄、水酸化Al、カルミン
ⒷⒹマイカ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ホホバ種子油、オリーブ果実油、グリチルレチン酸ステアリル、ポリクオタニウム-61、シロキクラゲ多糖体、ヒアルロン酸Na、セスキイソステアリン酸ソルビタン、水、(+/-)カオリン、グンジョウ、合成フルオロフロゴパイト、酸化チタン、酸化鉄、シリカ、水酸化Al、カルミン
Ⓒマイカ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ホホバ種子油、オリーブ果実油、グリチルレチン酸ステアリル、ポリクオタニウム-61、シロキクラゲ多糖体、ヒアルロン酸Na、セスキイソステアリン酸ソルビタン、水、(+/-)グンジョウ、合成フルオロフロゴパイト、コンジョウ、酸化スズ、酸化チタン、酸化鉄、水酸化Al、カルミン (公式サイトより)
外観
黒いプラスチックのパレット。
蓋の裏は全面が鏡です。
付属のブラシとチップはいつもと同じ。
美。
腕にスウォッチ
1度塗り。
しっかり重ね塗り。
屋外。
以下、「」内はエトヴォス公式の色説明からの引用です。
左上Aは「星屑を散りばめたようなシャンパーニュピンク」。
大粒のシルバーラメは一瞬で主役になれる存在感。
ベースのピンクベージュの発色が案外強めです。
右上Bは「ふんわりとやわらかな青みのあるパウダーピンク」。
柔らかさと優しさのあるマットな粉質はエトヴォスの得意技。
21年夏限定のコットンピーチ記事で騒いだものと同じタイプです。
左下Cは「しっとりとまぶたになじむアッシュモーブ」。
くすみと赤みと青みの交わる優しげなマットカラー。
左下Cはミネラルマルチパウダーの記事内の「おまけ:グリッターモーブと比較」に登場します。
右下Dは「華やかなゴールドパールが絶妙なバーガンディモーブ」。
ゴールドを始めパープル、オレンジなどのパールがおしゃれ。
ロゼブラウン・モーブブラウン・コットンピーチ・ブロッサムシャワーと比較
お待たせしました!
ぶっちゃけどうなの?どう違うの?
気になりますよね、わたしも新作情報出たときから気になってました。
まずはミネラルクラッシィシャドーの定番カラー、
- ロゼブラウン
- モーブブラウン
との比較から。
3種のパレットの雰囲気の違いが伝わるでしょうか。
こうして眺めると、グリッターモーブはロゼブラウンとモーブブラウンの中間だという印象ですね。
どちらにも似た部分がある。
各パレット左上のラメ・パールカラーに注目。
ロゼブラウン、モーブブラウンの落ち着き払ったパールと異なり、グリッターモーブはキラッキラのラメです。
写真で見る以上に実物は大胆に光っています。
この振り切ったラメ、限定コスメの醍醐味ですね。
ここからはロゼブラウンとモーブブラウンに加えて、
- 21夏限定のコットンピーチ
- 22春限定のブロッサムシャワー
- 21春限定のミネラルマルチパウダー・エアリーモーブ
の各カラーと比較していきます!
コットンピーチとブロッサムシャワーはもう買えないけど、他の方や当サイトのスウォッチと見比べつつグリッターモーブの色みを見極める参考にしてください。
ミネラルマルチパウダー・エアリーモーブはまだ買えます!
最初はラメ・パールカラーから。
グリッターモーブ、ベースカラーの発色強い。
ピンクベージュですね。
ギラギラ度はグリッターモーブとブロッサムシャワーがいい勝負です。
コットンピーチはシルバーラメなのは同じだけど、透け感が強く発色が弱いのでグリッターモーブとは別物です。
続いてはピンク系・明るめカラー集合。
グリッターモーブの右上Bだけがマットです。
儚げで肌に溶け込むような発色を見てほしい。
この4色で青み系はブロッサムシャワーとグリッターモーブ。
ブロッサムシャワーは透け感ライラックパープルで、グリッターモーブは青みのあるピンクです。
注目のモーブ〜ブラウンたち。
モーブブラウンの右下モーブカラーより、グリッターモーブ左下C、右上Bの方が明るいし、青みも抑えめな気がする。
わたしの中で「モーブはパープル系」というイメージがありますが、そのイメージに基づくと、モーブブラウン右下、グリッターモーブ右上B、左下Cの中で最もモーブらしいのはモーブブラウン右下なんですよね。
この3色の中では青みが強いからそう感じるのだろうか。
グリッターモーブ右上B、左下Cもモーブニュアンスを纏ってはいるけれど、属性で言うとそれぞれピンク、ブラウンに分類されるような気がする。
モーブの印象の薄さゆえに、グリッターモーブががっつりブルベ向けパレットだとは感じない。
ブルベもイエベも使えるよう設計されたパレットではないでしょうか。
ここまで書いて、「わたしの肌でモーブっぽく発色しないだけでは…?」疑惑が発生した。
ま、まあ、わたし以外の人の肌で試せないですし…許してください…。
エアリーモーブはグリッターモーブの右上B、左下Cとは一線を画する青みの強さ。
グリッターモーブ右上B、左下Cよりも少しさらりとしたマットです。
最後はチーム締め色ズ。
がっつり黄みなブラウンはひとつもない。
わたしの好みの色を買い集めた結果です。
グリッターモーブ右下Dの締め色は、赤みも青みもバランスよく、バーガンディらしい色。
多色パールのきらめきが素敵です。
アイメイク着画
グリッターモーブの4色を使ってメイクしてみました。
かっわいい。
ピンクモーブのグラデーションにラメの輝き。
甘さと大人っぽさの両立したピンクメイクになりました。
あえてクールなファッションに合わせてみたいな。
ブラックやネイビーのトップスを着て目元を際立たせたい。
腫れ見えカラーは狭く塗るで解決
実際にメイクするに当たってのQ&Aをまとめました。
「くすんでてモーブだけど腫れぼったく見えない?」
……。
見えます。うん。正直に言う。
一重だから腫れ見えへの許容度が低いのかもしれない。
何もしてもしなくても腫れぼったく見えてしまうので。
こちらはボツ画像です。何か野暮ったいというか、腫れぼったく見えませんか?
母には「挑戦的なメイク?」と聞かれた。違います。
原因は左下Cを広めに濃く塗ってしまったからです。
右上Bもやや広く濃く塗ってしまった。
見比べると左の方がこってり濃いですよね、明らかに。
わたしはアイシャドウが好きなのでついグリグリと広く濃く塗りたくなってしまうのですが、グリッターモーブの左下Cと右上Bはグッと我慢して!適量を心がけましょう。
その方が失敗しないからね。自分を諭しています。
自分の場合、左下Cのモーブは一重まぶたを開けたときに見えるか見えないかくらい、右上Bのピンクはもうちょい広めでもいける、くらいかなあ。
これから研究していきます。
広く塗りたいなら付属のブラシで薄く広げるといいと思います。
でも、「腫れて見えるカラー」って、何なんでしょうね。
腫れて見えるカラーの法則があるのか定期的に考えるんですが、結局は人によってバラバラなのかなと最近思う。
わたしの場合、赤みかつくすみが強いカラーは腫れて見えがち。
赤みへの耐性がとにかく低くて、くすみが加わると腫れ度が加速する気がする。
くすみなしで赤みが強いブラウン〜ピンク系のカラーはあまり持っていないので検証不足ですが。
パーソナルカラーの問題なんだろうか。
自己診断では1stブルベ夏2ndイエベ秋でくすみ重視タイプです。
プロの診断受けに行きたいなあ。
「腫れぼったく見えるリスクを冒すくらいなら、いっそ左下は塗らなくてもよくない?」
いやいやそんなことはありません!
左下Cは右上Bのピンクと右下Dの締め色を取り持つ大事な役割があります。
B、C、Dをつなげると、綺麗なグラデになるんです。
右下Dの締め色がすごくいい色で。
暗すぎないバーガンディーでラメ入りなので、下まぶたのキワに塗るのがとってもいい。
個人的には右下Dのためだけでも買ってよかったというレベル。
こういうカラーですごく好きなのがあったけど、廃盤になってしまって。
グリッターモーブのおかげで当面はしのぐことができる。
左下Cが右下Dのバーガンディをより素敵に、立体的に演出します。
重ねることで、ラメ入りでもしっかり影を作ってくれる。
左下Cと右下Dをつなげて塗った後に付属のブラシでさっとぼかすと、境界線が綺麗に馴染みます。
「右下と左下は広々と塗れないなら、まぶたが寂しくならない?」
大丈夫。
左上のラメカラーが結構発色するので、メイクしてる感は出せる。
4色でバランスの取れたパレットです。
イエベでも買って大丈夫?
モーブ系カラー比較でも書いたように、ブルベ向けパレットだとはそこまで感じないんですよね。
グリッターモーブという名前や写真からはブルベ向きパレットを想像していたけど、実物の印象はそうでもない。
締め色にゴールドパールが入っているし、左下はモーブながら青みは抑えられているし、シルバーラメカラーのベース色はくすんだベージュピンクなので。
右上の青みピンクもふんわりマットな粉でぼかしやすいし。
イエベブルベを気にせず買っていいと思います。
メープルガーランドでもブロッサムシャワーでも思ったけど、エトヴォスはイエベブルベ気にせず使えるパレット作りが上手いよね。
イエベブルベというより、くすみが得意な人の方が使いこなせるパレットかとは思います。
逆に言うと、いずれかのパーソナルカラーにがっつり特化しているパレットではないので、4色全てがパーソナルカラー視点でバチーンとはまる人はいないかも。
バチッとはまらなくても、例えばくすみが苦手なウィンターの人でもシルバーラメやバーガンディを活かせば使えるとは思う。
わたし自身、赤みに負けてしまっている感はあるけど、だからと言ってグリッターモーブが使いづらいという感覚はない。
むしろ使いにくい色でもパレット全体でカバーできるので、とても楽しくメイクできている。
グリッターモーブを使う上での疑問は解決したでしょうか?
これなら使えそう!
「これなら使いこなせそう」と思えたのではないでしょうか。
強引に話を持っていきました。
まあ、「これなら欲しいな〜」と思った方も、「今回は見送ろう」と思った方も、皆さん一緒にアイメイクを楽しみましょう。(どういう終わり方)
まとめ
- マットとグリッターが交差して立体感を生み出す
- 腫れ見えするカラーは塗る面積を限定
- そこまでブルベ特化ではない印象
普段使いしやすい限定カラーは貴重。
限定品はいつの間にか買えなくなってしまうので気になった方はお早めにどうぞ。
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