【熊野筆】WHOMEE(フーミー)の大人気アイブロウブラシ2種を徹底比較。通常型と扇型、どっちを買うべき?

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眉メイク、得意ですか?わたしは大の苦手です。描き方が本当に分からん。

苦手なのでツールに頼りきりです。フーミーのアイブロウブラシとパウダーを愛用しています。どちらも大人気のアイテムで、短時間でラフな太眉を描けるので毎日大助かりです。

今回の記事ではアイブロウブラシを紹介。通常タイプと扇型タイプを比較して、どういう人におすすめかを解説していきます。

ひよぞう
ひよぞう

特徴がちがってどちらもお気に入りだよ

フーミー アイブロウブラシ、アイブロウブラシ(扇型)

いずれも1,980円(税込)

イガリ的眉メイクを実現するために開発したアイブロウブラシ。適度なコシとボリュームのある毛質で簡単に眉メイクが完成。(WHOMEE公式サイトより)

WHOMEE(フーミー)は、大人気メイクアップアーティストのイガリシノブさんがプロデュースするコスメブランド。

「メイクを上手くなってほしい」「コスメの魅力にハマってほしい」というイガリさんの気持ちが込められたプロダクトは、熱い支持を集めています。

フーミーのメイクアイテムで人気筆頭はアイブロウブラシとパウダー。イガリさんのこだわりが詰まった逸品です。

アイブロウブラシは熊野筆。広島県・熊野で職人の方々が1本ずつ丁寧に手作りしてくださっています。

メイクブラシができるまで ーWHOMEE公式サイト

熊野筆を2,000円未満で買えちゃうのが嬉しい

両方とも山羊毛を使っています。山羊さんありがとう。大切に使います。

ブラシの毛質は?

左が「アイブロウブラシ【熊野筆】」で、右が「アイブロウブラシ 扇型 熊野筆」。

この記事では便宜上、左を通常型ブラシ、右を扇型ブラシと呼びます。

ピンク色で太めの軸。とても軽くて持ちやすいです。

毛先に寄ってみる。

通常のアイブロウブラシは斜めカットで、横から見ると台形のような形。扇型ブラシは、確かに扇のような末広がりの形をしている。

ブラシのヘッドがとても大きい。フーミーのアイブロウパウダーの付属ブラシと並べて撮影。

付属ブラシはリニューアルされ、現在は新タイプが付いています

付属ブラシの新タイプも、パウダーに付属しているものとしてはかなり大きいです。それと比べると、熊野筆の通常型ブラシ・扇型ブラシがいかに大きいかが分かります。

ブラシの断面を上から見た図。いずれも毛幅が広くてボリューミィ。一度で広い範囲を描くことができます。

通常ブラシの断面をアップで。断面は平らにカットされていますが、ブラシの内側がほんの少し窪んでいるような。

点線の内側の部分です。毛が少し短めなんです。

この窪みが大事なんだろうな。濃すぎになるのを防ぐとか?粉含みがよくなるとか?よく分かりませんが。

扇型ブラシの断面はこちら。ブラシの断面のシルエットに丸みが持たせてあり、楕円形になっています。

側面から見た図。ブラシの外側ほど毛が短くなっています。

外側が短いおかげで、ふんわり柔らかく仕上げることができます。

それぞれのブラシはどんな毛質なのか。クリックしたらgif動画が見れます。

めいいっぱい力を入れてブラシを押さえています。でもこのスピードが限界。これ以上しならない。コシしっかりで硬めな毛です。

お次は扇型ブラシ。

先ほどの通常型ブラシと比べたら、明らかにコシが弱いです。ブラシを押さえつけると、大した力を入れなくても毛が自由自在に動く。アイシャドウブラシを扱っている感覚に近い。

とはいえ、アイシャドウブラシよりはコシの強さを感じる。この絶妙なコシのおかげで、眉毛に粉をふんわりと絡ませることができるんだろうな

毛は柔らかい。アイシャドウブラシとしても使えそうな雰囲気。

どんな線が描けるか

2種のブラシでどんな線が描けるのか。フーミーのアイブロウパウダーを使って、実際にティッシュと腕に描いてみます。

使用色はレディモーブの一番右側です。濃いブラウン。

まずはティッシュ。下の写真のように、4通りの線を引いてみました。①②は扇型ブラシ、③④は通常ブラシです。

完成図がこちら。

①②はふんわり柔らかい線で、線の境目にあいまいさがある。

対する③④の方は線がきりりとしている。しっかりと粉が乗っている。

扇型・通常ともに、②④のように太く描けば薄くぼかしたように塗ることができます。

通常型ブラシの方が粉含みがいい。赤の点線より右側を見ると、①②は薄くてほぼ見えないのに対し、③はしっかり濃い線で、④はやや薄いもののパウダーはティッシュに乗っている。

通常型ブラシの粉含みのよさには普段のメイク時にも驚かされます。メイク後に毎回ブラシをティッシュで拭うようにしているのですが、通常型ブラシはどんなに拭っても粉が残る。上の写真の長さの線がティッシュに3本は描けてしまうくらい。

腕にも描いてみます。ティッシュと同じように①〜④の線を引きました。

①②はふわっと染めるように発色しています。③④はラフな感じの線になる。

眉を描いてみた

2種のブラシを使って実際に眉を描いてみます。

すっぴん眉はこれ。眉下から5ミリくらい離れた毛を剃っている以外、切ったり抜いたりなどのお手入れはしていません。

1本1本の毛は長め、なんですかね?他の人と比べたことがないからよく分からん。黒くて太めの毛だと認識している。

気になるのは、毛の生え方がまばらなところ。

緑の丸で囲んであるように、眉山の毛が少なくてなんだか頼りない。また、毛が生えていないせいで眉がところどころ欠けているように見える。赤丸の部分です。

まあでも自眉は概ね気に入っているので生かしたい。そして自分の顔立ちには、自然な太眉が合っている(と思う)。シルエットは、アーチを作らずストレート眉にしたい。

「自眉のシルエットを生かしつつ、眉のすきまを埋めてふんわり太眉を描く」というのが眉メイクの方針になります。

アイブロウペンシルやリキッド、眉マスカラなどは使わず、アイブロウパウダーのみで描いてみます。今回はフーミーのレディモーブを使用。

通常タイプのアイブロウブラシ

通常ブラシで薄めに描きました。

お次は通常ブラシで濃く描いた図。

眉の輪郭がはっきりしました。ちょいボサでカジュアル感ある眉になった。

定規で引いたような直線は描けない。太い線が得意なブラシなので、眉尻をシュッと細く仕上げるのは得意ではないです。眉尻はアイブロウパウダーの付属ブラシで描くといいです。

毛が足りない部分も十分に埋まっています。地肌に粉をしっかり馴染ませることができる。濃さがありつつ、ほどよく抜け感もあるちょうどいい仕上がりに。

扇型ブラシ

ふんわり柔らかい印象です。

扇型ブラシは「線を描く」というより「粉を乗せる」という感覚。

毛が足りない部分を埋め切ることはできない。

すっぴんよりは、それでも足りない感があるのは確か。

というわけで、パウダーに付属しているブラシを使ってすきまを埋めます。

扇型+付属ブラシ

眉山と眉下の毛が足りない部分を描き足し。

毛が足りない部分が埋まったので、物足りなさはなくなったかな。

ここまで紹介した5パターンを一気に。

眉メイク+すっぴんの目元の写真。眉によって目元の印象が変わる

それぞれのブラシの特徴を一言でいうと、通常型ブラシは「ざくざくしたラフなボサ眉」、扇型ブラシは「ふんわり柔らかい薄眉」というところです。

使用感

通常型と扇型、いずれも肌あたりはいいです。

通常型は、こんなにコシが強いブラシなのに肌あたりが優しいのが素晴らしい。わたしの肌は摩擦に過敏なので、たまに通常型ブラシの毛先をチクチク感じますが、ほとんどの人は気にならないと思います。

扇型はチクチク感ゼロ。眉にニキビができている時でも使いやすいです。ニキビができている時は眉メイクしないのがベストなのは間違いないけど。

どちらを買うべき?

ひよぞう
ひよぞう

仕上がりの好みで選ぶとよさそう!

通常のアイブロウブラシは太めのしっかり眉。ちょいボサ感のあるナチュラルな太眉にしたい、毛の生えていない地肌をパウダーで描き足したい時に。

扇型ブラシは柔らかい薄眉。眉の存在感を弱めて脇役にしたい、柔らかく優しげな眉にしたい時に。

どんなタイプの自眉でも使いやすいのは通常型だと思います。扇型だと、薄すぎて描いた感じが全くない…という人もいるかもしれません。

逆に、薄い太眉を描きたい人には扇型ブラシがピッタリだと思う。

眉を薄くふわっと描きたい…!という需要は一定程度あるんじゃないかと思う。少なくともわたしはずっと望んでいた。

扇型ブラシはふんわりしか「描けない」(あえて否定的な言い回しをしました)ので、濃く描きすぎて失敗した!とかはみ出て変!という事態が起こらない。起こりようがない。そこも好き。はみ出たら指やスクリューブラシでちょこちょこっとぼかせば簡単にごまかせる。

扇型ブラシはマスクメイクに特に合うと感じます。マスクを着けると眉の印象が強まるので、眉メイクが濃すぎるときつい印象になる(わたしの場合)。なんとか眉の印象を和らげられないか、と試行錯誤していた時に発売されたのが扇型ブラシでした。

個人的な最近のマイブームが扇型ブラシなので、扇型推しみたいな書き方になってしまいましたが、通常型アイブロウブラシももちろんいいですよ!

まあ、迷ったら通常型を買うといいのかな?汎用性の高さでは通常型に軍配が上がる。

どんな眉を描きたいのかイメージを膨らませてみてください。もちろん両方買ってもよし

「眉は顔の額縁」

少し前、眉メイクの大切さを噛みしめることがありまして。

雑誌『VoCE』3月号で、ドレスアップスタイルから力の抜けたジーンズ姿まで、神崎さんのメイクが30パターン拝見できました。

見た限り、30パターンの眉があったんです。色みはもちろん、シルエットや毛並み、質感などのバリエーションが豊富。眉の違いで顔立ちまで違って見えました。「眉は顔の額縁」という言葉を深く理解した。

わたしの拙いメイク技術では、眉を自在に操ることはできない。それでも、フーミーのアイブロウブラシを使えば、ラフなカジュアル眉と柔らかい薄太眉を使い分けることができる。アイブロウパウダーを何色か揃えておけば、バリエーションはさらに広がります。

先ほどの写真を再掲。パウダー1種でもこれだけ違いが楽しめる。

フーミーのアイブロウブラシ2種の力を借りることで、ファッションやメイクに合わせて眉を変える楽しみが堪能できるようになりました。

ひよぞう
ひよぞう

ブラシのおかげでメイクの楽しさが広がった〜!

天然毛の熊野筆で質の高いものだし、一度買えば長く使えます。長い目で見るとかなりコスパのいい買い物だと思います。

ブラシのお手入れ方法はWHOMEE公式サイトで紹介されています。

まとめ

通常型扇型
毛質硬い、コシ強い柔らか、コシ弱め
仕上がりラフな太眉柔らか薄太眉
特徴地肌に描ける失敗しづらい
  • 山羊毛使用の熊野筆
  • 太眉を短時間で簡単に描きたい時に

WHOMEEの公式サイトで購入できます。

他のリンクも一応貼っておきますが、定価より高いことが多いので購入前に価格をご確認ください。

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