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2021年に入ってOSAJIが大好きになりました。
今年前半に買った数が一番多いのは間違いなくOSAJIです。
ブログやSNSに乗せてないものも含め、かなり散財してます
2021夏新作のコスメも安定の素晴らしさでした。
その中から今回はアイシャドウパレット・異空間をレビューします。
カーキのアイシャドウが初めての人や苦手な人にもおすすめしたい逸品です。
いくつかカーキを試した中でもかなり使いやすいカーキだと思いました。
ピンクとブラウンも当然可愛い。
カーキ×ブラウン×ピンクという組み合わせは珍しいですが、OSAJIの手にかかるとどんな人にも使いやすいパレットに仕上がっていた。
これから使いまくり確定です。
目次
OSAJI ニュアンスアイシャドウパレット Ikuukan 〈異空間〉
6g、4,180円(税込)
どんな肌質、どんな顔立ちのひとであっても美しくなじみ、目元をより魅力的に導くパレット。(公式サイトより)
OSAJIは日本のコスメブランド。スキンケア、メイクアップ、ボディケア、ネイルまで、幅広いアイテムを展開しています。
ブランドの信念の強さが魅力のひとつです。
オーガニックコスメ=安全とは限らない。生命力あふれる植物のパワーに皮膚が負けてしまうことがある。
皮膚にとって真に安全な処方を研究して、生涯使い続けられるコスメを目指しているブランドです。
クレンジングせずに石けんでメイクを落とすこと(石けんオフ)はできません。そこは注意。
弊社のメイク商品は油分を使用しておりますため、クレンジングのご利用をおすすめしております。 UVプロテクトローション(日焼け止め)は、石鹸で落とせるタイプでございます。
OSAJI公式サイト
わたしはいつもオーガニックの洗浄力が優しいクレンジングミルクで落としています。さっと落とせるWELEDAとか。
石けんオフのミネラルコスメを落とす時も同様にクレンジングミルクを使っています。
OSAJIからもクレンジングが販売されています。
個人差はあると思いますが、普段石けんオフできるミネラルコスメを主に使っているわたしも安心して使っているブランドのひとつです。
ニュアンスアイシャドウパレット・異空間の全成分はこちら。
タルク、ジメチコン、イソステアリン酸グリセリズ、ナイロン-12、ラウリン酸亜鉛、窒化ホウ素、エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸ソルビタン、ホホバ種子油、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、トコフェロール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、[+/-]マイカ、酸化チタン、酸化鉄、ハイドロゲンジメチコン、水酸化Al、赤226、酸化スズ、コンジョウ、合成金雲母、黄4、シリカ(公式サイトより)
外観
面積の違う3色が入ったパレット。蓋の内側は鏡です。左上から時計回りにブラウン、カーキ、ピンク。
付属品はブラシとチップ。ブラシはふさふさでぼかしやすい。
パレットのテーマ
コスメ界では季節ごとに新作が発売されることが多いですが、OSAJIでは毎シーズンのテーマについての文章が公開されます。その文章が胸に染みるので紹介させてください。
異空間が発売された2021ミッドサマーコレクションのテーマは”デフォルメ”。
“デフォルメ”
あの日の、あのときの、あの人の記憶。
何度も反芻し、取り出して眺めて、
また心の宝箱にしまっている記憶。
その映像は、その色は、その空気感は、
どこまでが本当なのだろう。
それに対する私のこの気持ちは
間違いなくリアルなのだけど。
OSAJIのメイクアップコレクションでディレクターを務めるAYANAさんによると、このシーズンのテーマは「旅の記憶のようなもの」で、「(記憶を)何度も反芻する過程で、少しずつ思い出す風景や空気感が変容していくさま」を描いているそうです。
アイシャドウパレット・異空間に込められたモチーフはこちら。
旅先でふと迷い込んだ路地裏で、一瞬ここがどこか、夢なのか現実なのかわからなくなる感覚をイメージしたアイシャドウパレット(OSAJI公式サイトより)
そういう感覚あるなあ…といろいろ思い出してしまった。
旅先でも味わったことがあるし、日常でもこの感覚にふと襲われることがありますよね。
普段意識していなくても、誰にでも覚えのある感覚がある。それをコスメとして色に落とし込む。
何かのモチーフを”色”で表現するという発想自体が出てこない自分は、この3色を見るとただただ惚れぼれしてしまいます。
それぞれの色合いについて
ピンク・ブラウン・カーキの3色どれも単色塗りでアイメイクが完成します。
目の形や肌の色、好みによっても違うと思いますが、個人的には、単色使いで満足できるアイシャドウは決して多くない。
いつか記事にするつもりですが、わたしの重たい一重まぶたでも単色使いしたくなるアイシャドウに出会えると嬉しくなります。
パレット全部の色が単色使いできるパレットは稀有な存在です。
各カラーに添えられた説明文も秀逸なんです。それぞれ公式サイトより引用します。
(下)… ふんわりと血色感と浮遊感をもたらすシルキーなフォギーピンク。アイシャドウベースにはもちろん、涙袋を明るく見せたり、目の下のハイライト使いにも。(公式サイトより)
浮遊感、という言葉にグッと来ました。血色感を含んで白っぽく光るピンクです。
まぶたにふわっと光を与えます。
落ち着いた繊細な光り方なので、どんな時でも使いやすい。
キラキラしたアイシャドウが好きな人にも苦手な人にも寄り添ってくれます。
(左上)… ゴールドをまぶした赤みのあるアンティークブラウン。アクセントカラーとしてキワに伸ばすほか、目の下に入れたり、アイホール全体に1色で使っても。(公式サイトより)
買う前はノーマークだった色。肌に乗せると心から気に入りました。
甘さが調節されたブラウンに、ゴールドパールが鈍く光る。
説明文にもある通り、目のキワに塗るだけでなく、アイホール全体に乗せたり下まぶたに入れたりするのもとてもよかった。
ブラウンの面積が一番狭いから、一番最初に使い切ってしまいそう。買ったそばから使い切る心配をしてしまうくらい気に入った色です。
(右上)… 高い塔の影がアスファルトに落ちているような、グレイッシュなニュアンスを持つゴールドカーキ。目もとに知的な陰影をもたらします。鮮やかな色、明るい色に重ねると曖昧なニュアンスを添えることができます。(公式サイトより)
このカーキが目当てで買った。期待通り、いや、それ以上に素敵な色でした。
まず「高い塔の影がアスファルトに落ちているような」というのがいい。
高い塔の影がアスファルトに落ちると、こういう色をしているのだろうか。
今すぐ旅に出て塔のふもとを見に行きたくなった。
自由に旅行ができるようになる日まで、自分の記憶の中の色を探ってみます。
渋みのあるくすんだカーキに、繊細なゴールドパールが効いている。シルバーラメのつぶつぶもちょっぴり。
肌にカーキのニュアンスを纏わせる。
上の写真では、アイホールよりも少し狭めに塗っています。
下まぶたに塗る時はポイント使いだと取り入れやすそうです。
3色の組み合わせが素晴らしい
1度塗りだと発色は淡い。この写真は指で1度塗りです。ブラシだともっと淡い発色になる。
指先にたっぷり取ってみた。左からピンク、カーキ、ブラウンです。
明るい色と暗い色という区分けがあいまい。
アイシャドウパレットだと色の明るさに強弱をつけるのが普通な気がしてしまうけど、異空間の3色は意外と強弱の差が小さい。
3色がどこか地続きのような印象を受ける。
ピンクとブラウンとカーキ、全然違う3色のように思えるけど、肌に乗せると溶け合うように自然と馴染みます。
どの色もベースカラーになれるし、どの色をまぶたのキワに使ってもよい。
カーキとブラウンの両方が締め色になれる。
まぶたのどこにでも好きな色を乗せられる自由さがあります。
そのときどきの気分に寄り添ってくれるアイシャドウパレットです。
3色ともそれぞれ素敵な色ながらどこか奥ゆかしいので、手持ちのアイシャドウと組み合わせてもすんなり馴染みます。あえてリキッドアイシャドウと合わせて、異なる質感をレイヤードするのもよさそう。
重ねるごとに色の深さが増していきます。
3色ともが、遠いようで近い、どこか似た色どうしの組み合わせ。
自分が何色を見つめているのか、だんだん分からなくなってくる。
3色をぼんやり眺めていると、「異空間」という名前がすとんと腑に落ちてきた。
不確かさを孕んでいる謎めいた色合いです。
メイクしてみた
目の写真がたくさん出てくるので苦手な方はご注意ください。
先ほどの単色塗りを3色まとめて。
さっきも書いたように、単色塗りでも全然オッケーです。
まずは、カーキのポイント使い。
カーキを目頭に広めに乗せました。
次はカーキを締め色にしたメイク。
ピンク・ブラウン・カーキの3色を重ねてグラデーションを作りました。一見ちがう3色なのにグラデーションになるからすごい。
ブラウンの上からカーキを重ねることで、ブラウンにグレイッシュなニュアンスが加わり、存在感のある締め色に変貌する。
アイシャドウパレットって3色で十分に足りるんだなあとしみじみした。
初めてのカーキアイシャドウに
異空間は初めてのカーキアイシャドウにとてもいいと思います。
前からカーキのアイシャドウが好きで、いくつか買ったことがあるのですが、異空間のカーキはかなり使いやすい部類に入ると思います。
繊細なゴールドパールが肌に溶け込むのと、ブラウンぽさとグレイッシュ感を含んでいるからだろうか。
たとえカーキの使い方が分からなくても、ピンクとブラウンが支えてくれるからどう使っても大丈夫。
パーソナルカラーも気にしなくていい。黄み・青みというOSAJIはいつもパーソナルカラー問わず似合う色みを提案してくれる。
強いて言うなら、くすみ感が得意か否かというところでしょうか。しかし発色を調整できるので、そこも気にしなくていいんじゃないかな。
「使いたい!」という純粋な気持ちに応えてくれるアイシャドウです。
気に入りまくった結果、2021上半期のベスコスに選びました。
これからたくさん使います。
まとめ
- 3色全て単色塗りでもアイメイクが成立する
- 重ねるほどに色みに深さが増す
- まぶたのとこにどの色を塗ってもいい
- カーキとブラウンの両方が締め色になる
- 初めてのカーキアイシャドウにも◎
OSAJI好きなんだよなー、本当に。これからもたくさん買い集めます。
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OSAJIのフェイスカラー大好きです!
OSAJIはネイルも収集しています。
スナイデルビューティーのカーキも可愛い。